2025年、私たちは日本で活動するアーティストたちと一緒に、小箱のボードゲームシリーズをつくり始めました。当初は小さな取り組みでしたが、制作を進めるうちに、その可能性は大きく広がっていきました。
私たちはこれまでも、日本のアートや文化の魅力をボードゲームを通じて伝えたいという想いで、作品づくりに取り組んできました。シリーズ最初の作品で実感したのは、小さく、気軽に遊べるゲームだからこそ届けられる魅力があるということ。大型のゲームとは違った形で、アーティストの世界観を楽しんでいただける手応えを感じました。
このシリーズで大切にしているのは、アーティストが思い描く世界を出発点に、ゲームをつくることです。完成したゲームにイラストを添えるのではなく、その作風や発想から世界観やテーマを広げ、遊びの仕組みまで一緒につくり上げていきます。
ゲームをきっかけに、より多くの方にアーティストを知っていただき、その作品の魅力に触れていただきたいと考えています。 この想いを軸に制作を続け、一年余りが経ちました。シリーズとしての方向性も定まり、いよいよ新たな2作品をお届けします。ジャパン・アーティスト・シリーズのこれからを、ぜひ楽しみにしていてください。
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OKUは、日本生まれ日本育ちのイラストレーター・漫画家。侍や伝統的な装束を題材とした表現を得意とし、重厚な風景描写や緻密な意匠と、どこか愛嬌を感じさせるキャラクター造形とのコントラストが、独自の世界観を生み出している。現代の時代劇や和風ファンタジーに加え、浮世絵や絵巻物、甲冑、装束、工芸品、建築物など、日本に残るさまざまな伝統文化から影響を受けている。
私たちは以前から、OKUのオリジナル作品集をはじめ、ポケモンカードなどでその作品に触れ、いつか一緒にゲームを作りたいと考えていました。その機会がようやく訪れたときに提案したのが、映画で描かれるような侍の一騎打ちをモチーフにした対決型カードゲームです。そこから、魔物の群れと一人の剣士による幻想的な戦いとアイデアが広がり、OKUならではの力強さと遊び心を存分に活かした作品へと発展していきました。
東京を拠点に活動するフリーランスのイラストレーター。ボードゲームを中心に、児童書籍や雑誌など幅広い媒体でイラストレーションやキャラクターデザインを手がけ、近年は海外出版社のプロジェクトにも参加している。
アナログの風合いを活かした表現を得意とし、キャラクターの個性や物語を感じさせる作品づくりを大切にしている。自主制作ゲームの開発にも取り組むなど、ゲームとビジュアル表現を軸に活動の幅を広げている。
Esper Game StudioのJISOGIとEldertideでは、主要アーティストの一人として制作に参加。DreamHoppersは、彼女が生まれたばかりの息子のために描いた愛らしいキャラクターたちとの出会いから誕生した。その魅力に心を奪われた私たちは、この小さな生き物たちが主役となる世界を一緒につくろうと彼女を誘った。