ESPER STUDIOは東京を拠点にボードゲームの制作・出版を行っているクリエイティブスタジオです。クラウドファンディングを活用して、オリジナルIPのボードゲームを制作・出版することを専門としています。
RELEASES
リリース作品
活動開始からわずか1年で、2つのボードゲームを発表しました。
第1作目は52カ国のプレイヤーに届けられ、第2作目はクラウドファンディング期間中に多くの支持を集め、現在生産中です。
2025年初頭には3作目の開発を開始し、アート制作への投資をこれまでの2倍以上に増やし、開発を進めています。
The Queen’s New Capital
(ザ・クイーンズ・ニューキャピタル)
調達額: 1500万円
JISOGI: Anime Studio Tycoon
(JISOGI:アニメスタジオタイクーン)
調達額: 2500万円
VISION
ビジョン
ESPER STUDIOは、単にボードゲームを出版するのではなく、オリジナルIPを生み出すための出発点としてゲームを位置づけています。ボードゲームは、コミックや小説と同じように物語を伝えるための独自のプラットフォームであり、高品質な作品を求める購買力のあるコミュニティを引きつけます。
近年、ボードゲーム業界はインディークリエイターが活躍する場として急成長しています。アニメーションやビデオゲームに比べ、短期間でリスクを抑えて制作できるボードゲームは、多くのアーティストやライター、デザイナーにとって新たな表現の場となっています。自身のアイデアを形にし、ダイレクトに届けられる最適なメディアのひとつだと考えます。
ESPER STUDIOは、優れたクリエイターとともに、ある程度短い期間で高品質なプロジェクトを手がけ、大人向けの市場と積極的に関わることで、IPの多メディア展開の基盤を築いていきます。
TALENT POOL
アーティストネットワーク
ESPER STUDIOは、日本やアジアのクリエイティブコミュニティから、アニメに影響を受けつつも、独自の洗練されたスタイルを持つアーティストと積極的に出会い、共に創作していきたいと考えています。目指しているのは、大衆向けのデザインではなく、新鮮で個性あふれるビジュアル表現です。アニメスタイルのアートは、従来の枠にとらわれず、より洗練された表現を取り入れることで、さらに魅力的に進化できると考えています。
OUR PROCESS
プロセス
World Building
製品開発の前に、リリースの戦略を立て、アート開発の範囲を明確に定めます。IPを効果的に紹介しつつ、すべての製品展開と一貫したビジュアルを持たせるため、コンセプトアートの制作に注力します。
(世界観構築)
(ゲーム開発)
Promotion
ターゲット広告や専門性の高いクリエイターとのネットワークを活用し、戦略的にマーケティングを展開します。まずはニッチな市場の専門家からアプローチし、徐々により広い層へとリーチを拡大。さらに、世界各国のイベントやコンベンションに出展し、実際にプレイヤーがゲームを体験できる機会を提供します。
Game Development
オリジナルゲームの開発から、外部コンセプトのアダプテーションまで、ゲームプレイとテーマの統一性を重視します。プレイヤーがIPの世界に没入できるよう、ゲーム全体のデザインを丁寧に構築し、魅力的な体験を提供します。
(プロモーション)
Fundraising
私たちは、経験豊富な映像クリエイターやアニメーターと協力し、魅力的なクラウドファンディングキャンペーンを展開しています。資金調達のプロセス全体を管理し、支援者対応や必要な登録手続きを行うとともに、世界中からの支払いの受け取りや送金がスムーズにできる環境を整えています。
(資金調達)
Manufacturing
中国の専門工場から最適な見積もりを取得し、コストと品質のバランスを取りながら、安定した生産体制を整えています。各ゲームの特徴に合わせ、クオリティーの高い製造を行います。
(製造)
Distribution
信頼できるパートナーとのネットワークを活用し、効率的なグローバル配送を実施。日本、アジア、ヨーロッパ、カナダ、アメリカの複数の物流拠点を活用し、世界中の支援者や販売店へ迅速かつ安全、そしてコスト効率の良い配送を行います。
(流通)
CASE - JISOGI
World Building
JISOGIではアニメ風のアートに特化した異なるスタイルを持つイラストレーターを8名(日本、フランス、マレーシア、ブラジル出身)を採用しました。それぞれがイラストを描くうえで、得意とするジャンルとスタイルを考慮して、アサインを決めることで、最大限コンセプトにあったビジュアル開発をしました。
(世界観構築)
Game Development
ゲームのプロトタイプ段階からボードゲームのミートアップに持ち込んだり、経験豊富なデザイナーやカジュアルプレイヤーとテストしました。彼らのフィードバックにより、ゲームのバランスを整えたり、他のゲームも見ることで取り入れられそうな新しいゲームの仕組みを研究していきました。
コンセプトができた後、ゲーム開発チームを雇い、週に複数回、集中的なプレイテストを行いました。これにより、すべてのコンポーネントがよくバランスされ、ゲームプレイがスムーズで楽しいものであることを確認しました。また、どのターゲット層にアプローチするのが効果的などかも考えて進めていきました。
(ゲーム開発)
Promotion
クラウドファンディングキャンペーンの開始よりも半年ほど前からゲームのプロトタイプをいくつか制作し、コンテンツクリエーターに送りました。これにより彼らにレビュー動画や、コメントをもらうことで、キャンペーンに向けて、オンライン上で話題にしていきました。また、年間何百ものゲームをレビューする経験者なので、彼らのフィードバックは非常に参考になるもので、制作中のゲームへも修正を反映していくことができました。
同時に、私たちはターゲット広告、ソーシャルメディアキャンペーンを展開し、ボードゲームの展示会でプロモーションブースを設けるなどしました。これにより、クラウドファンディングキャンペーンが始まる前から、ゲームが広く話題になることを確実にしました。
(プロモーション)










Fundraising
キャンペーンをついに開始したとき、事前のプロモーション努力が報われ、最初の24時間以内に資金調達の目標を達成しました。勢いを維持し、支援者を募るために、資金調達のマイルストーンが達成されるたびに追加コンテンツが解除されるストレッチゴールを導入し、週に複数回のブログ更新を行いました。
Kickstarterの資金調達は一ヶ月間続き、基本製品(ゲーム本体)の金額のみをカバーします。キャンペーン終了後約二ヶ月で、私たちはプレッジマネージャーサービスを開始しました。これにより、バッカーは送料、税金、オプショナルアドオンの支払いが可能になります。このアプローチは、製造後に発生する可能性のある送料の差異を軽減し、コストを二つの別々の支払いに分割することで、お求めやすくします。
(資金調達)
Manufacturing
JISOGIに関しては、クオリティの高い作品を今までに担当された7社から見積もりを取りました。競争力のある価格だけでなく、今回は特にカードコンポーネント(ゲームの大部分を占める)において優れたサンプルを提供したメーカーを選びました。
(製造)
Distribution
製造が5月に完了する前までに、信頼できる貨物代理店を確保し、グローバルな配送を調整しています。ゲームは世界中の5つの物流ハブに送られ、それぞれがボードゲームのフルフィルメントを扱う経験豊富な専門パートナーによって管理されます。これらのパートナーは、私たちの過去に取引をした会社、もしくは、業界の他の会社から推薦された会社を選んでいます。
(流通)
*展示会に出展するところのメリットとしては、国内外の出版社やクリエイターとのつながりが生まれることです。サプライヤーや効果的なプロモーション戦略に関する洞察を共有することが、コミュニティ全体を向上させ、業界全体での
協力と革新を促進しています。